パワーは


力×スピードで求められます。


簡単に言えば


最短で最大の力を発揮するのがパワー。


ほぼアスリートは


このパワーを考えたトレーニングが最重要課題でしょう…。


このパワー


よくありがちな間違いとして


「ウェイトトレーニングで高重量が挙げられるようになった」


「だからパワーが付いた」


そんな単純な考えで完結するようなものではありません。


力ー速度曲線とゆうものから考えると

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発揮する力が大きくなればなるほど、収縮速度は遅くなり(図の右のほうに寄り)


発揮する力が小さいほど、収縮速度は速くすることが可能です(図の左に寄る)。


そして最大パワーは


最大筋力の約30%で発揮されると言われています。


と考えると


パワートレーニングは


筋肥大トレーニング→最大筋力トレーニング→パワートレーニングの流れを経る必要があります。


では


パワートレーニングをどうするか?


ここで大切なのは


自分の競技に即したパワートレーニングを取り入れる事が必要です。


低重量高速パワートレーニングが重要なのか?(スピード筋力)


高重量低速パワートレーニングが重要なのか?(筋力スピード)


空手で考えると


前者のパワートレーニングが重要です。


つまり


高重量低速挙上トレーニングばかりしている事はあまり良くないトレーニングになるでしょう…。


もちろん最大筋力を高めるために


高重量
(85-100%1RM 1-5レップ 4ー6セット) の挙上トレーニングはある程度必要だと思いますが


意識は最大速度で挙上する事が大切です。


また、あまりにやりすぎると


スピード筋力やRFDは低下するとも言われているので


程々が良いのでは⁈


それよりも


30%1RM2ー5レップ 3-5セット あたりのスピード筋力トレーニングを大切にした方が良いでしょう。


パワートレーニングは難しいですね!


しかし


パパはスピードが大事なんだと思います。


相手よりも先に最大パワーに近づく筋力発揮が出来る事は相手に驚異です(笑)


我が子には


最近、下記のチューブトレーニングを試しています(笑)

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低価格で購入出来るので良いですね〜。


まだ、小学生なので


一番、強度が弱いチューブを巻いて


フォームを崩さずにスピードを意識して


突きや蹴りを10レップ1セットやらせています。


高重量を持ち上げられる最大パワー向上よりも


スピード筋力、RFD、ストレッチショートニングサイクルを向上させるトレーニングを意識する事が


大半のスポーツには必要ですね。